DIYで金属の表面加工!表面加工が必要な理由と具体的な方法を解説!


金属の見た目を変えるため

金属の表面をDIYで加工する目的として多いのは、見た目を変えるためです。金属素材は、そのままでは無機質な見た目をしていることが多いです。その見た目を、光沢が出るようにするために、表面加工をする人が多いです。また、わざと粗い加工を施し、武骨な質感に仕上げる加工をする場合もあります。さらに、塗装によって見た目を変える際、そのままでは塗料の定着が良くないので、表面処理を行うことも少なくありません。

金属が錆びてしまうのを防ぐため

金属は、鉄や銅など、錆びてしまうものが数多くあります。そういった金属は、表面加工を施すと、錆びにくくすることが可能です。錆びは金属にとって、見た目を悪くしたり、耐久性を下げたりするなど、悪影響を及ぼします。よって、錆びやすい金属を使用したDIYは、仕上げとして表面加工が必要になることが多いです。

ヤスリとコンパウンドによる研磨

DIYでできる金属の表面加工として、最も手軽なのは、ヤスリによる研磨です。低コストのヤスリを使用するだけでも、表面加工は十分可能です。さらに、仕上げにコンパウンドで研磨をすれば、光沢のある見た目にできます。そのような研磨で表面を滑らかにすると、錆び防止に繋がります。武骨な仕上がりにしたい場合は、目の粗いヤスリを使用すると良いでしょう。

電気メッキであればDIYできる

金属を錆びから守る方法としては、メッキ加工が代表的です。そして、DIYでもメッキ加工は可能です。市販されている酸性洗剤を使用して電解液を作れば、簡単な電極を作るだけでメッキコーティングできます。その加工を施せば、表面にメッキの膜ができて錆びにくくなる上に、光沢のある見た目になります。

酸洗いをする事によって、金属表面の不純物や付着物の除去をする事でメッキや塗装前といった下地処理のノリが良くなり、また、耐食性に対して効果が期待できます。

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